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Amazonキーワード最適化、ビックデータを用いた商品リサーチ分析ツール

店舗新商品モニタリング

アマゾン上で皆さんの店舗のことを一番よく知っているのは誰でしょうか?それは皆さんご自身ではなく、皆さんのライバルセラーかもしれません。孫氏の兵法に「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」とあるように、ライバルセラーの店舗をモニタリングすることは、アマゾンでの店舗運営上、とても有益です。ライバルをモニタリングすることが、そのまま商品リサーチの1つの方法にもなるからです。
 
さて、「ライバル」とは、「同カテゴリで、かつ、属性がほとんど同じ商品を扱っている店舗」と定義づけられます。現在アマゾンでは、どの商品を出品するにせよ、事前にしっかりと市場調査(商品調査)を行う必要があります。つまり、もしライバルがある商品を出品した場合、そのライバルが、事前に該当商品に関する市場調査を行い、ある程度の市場ニーズが見込めるからこそ出品した、とも言えます。だとすれば、その商品と同様の商品を、改善し、出品するだけでも、莫大な時間的、人的コスト、そして、買付費用を省くことが出来るというわけです。アマソン参入初期からこの作業を行うことで、先手を打って市場に参入することができます。
 
このように、ライバルのモニタリングは、アマゾン物販の日々の運営上不可欠な作業です。セラースプライトは、セラーの需要に着目した「店舗新商品モニタリング」という新機能を皆さんに提供し、ライバル店舗をより効果的にモニタリングするためのサポートを行っております。
 

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この機能には2つの特徴があります。
 
1、各時間帯ごとに新発売商品をチェックする
直近7/15/30/60日間の新商品数をチェックでき、該当データは、毎日リアルタイムで更新されます。最大60日としたのは、アマゾンでは新商品に対するトラフィック優遇期間(上位表示されやすくする期間)が1カ月余りあるためです。つまり、1つの新商品が売れるかどうかは、60日以内の動きを見ることで把握できるということになります。
 

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2、リアルタイムで市場分析レポートをチェックする
具体的な商品、ならびに、その商品に関する市場分析を行う場合、その新商品数の数値をクリックすることで、個別の新商品、ならびに各種データがチェック出来ます。上方の期間をクリックし、切り替えることで、直近60日間に出品された全ての新商品を確認することも出来ますし、下方の「市場分析レポート」をクリックし、該当市場全体の状況を把握することも可能です。
 

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では、ライバルの店舗を、モニタリングリストに入れる手順について解説させて頂きます。
 
まず、「セラースプライト」-「モニタリングスプライト」-「店舗新商品モニタリング」の順にクリックします。
 
次に、「店舗を追加する」ボタンをクリックすると、右側のポップアップウィンドウにリストが表示されますので、サイトを選択し、セラーの店舗ID、もしくはリンクを入力します(アマゾン店舗IDの探し方については、下記URLご参照のこと
 
そして、タグを設定することで、その後の一括管理に役立ちます。
最後に「モニタリングしたい店舗を追加する」をクリックするとモニタリングに追加できます。
 

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セラースプライトのモニタリングデータは毎日更新しています。追加したばかりの店舗にはデータがないですが、直近60日間に新商品があった場合、データは更新され、翌日には、具体的なデータが表示されます。
 
本機能を利用する際には、以下のポイントに着目しつつ、店舗の状況を迅速に把握することが出来ます。
 
1,店舗:店舗の情報です。店舗名、店舗の約12ヶ月間のレビュー数、星評価、店舗ID、店舗のリンクなどのことです。店舗情報をチェックすれば大方のことが分かりますので、皆さんの店舗と比較する際の一助になります。
 
2,タグ:タグを設置しましょう。「タグを変更する」ボタンをクリックすると、該当ページにアクセスできますし、一度設定しておけば、その後の管理がしやすくなります。特にモニタリングしている店舗数が多い場合には、タグから速やに検索することも可能です。
 
3,直近7/15/30/60日間の新着商品数:該当店舗における、直近7/15/30/60日の新商品の数をチェックしましょう。各数値をクリックすると、新商品のリスト、ならびに詳細データが確認できます。例えば、ある商品の売れ行きが好調な場合、「市場分析レポート」ボタンをクリックすることで、その商品をさらに細かく分析することが可能です。
 
4,新商品所属カテゴリー:新商品所属カテゴリーとは、当該店舗が60日以内に発売した商品が主に属するカテゴリー、ならびに、その商品数です。商品が属するカテゴリーを比較することで、そのセラーの市場戦略がブランド戦略(特定のカテゴリに力を入れる戦略)なのか、それとも転売戦略(カテゴリに関わらず、色々な商品を販売していく戦略)なのかを把握できます。
 
5,総商品数:総商品数とは、該当店舗の商品の内、アマゾン上で上位30ページに表示されている商品数です。各「商品数」をクリックすると、該当店舗の商品ページにアクセスできます。
 
6,商品所属カテゴリ:その店舗の商品の内、レビュー数の上位100位までの商品が属しているカテゴリーです。各カテゴリーの商品数もチェックすることが出来ます。
 
これらのデータを総合的にチェックすることで、該当店舗がブランド戦略(特定のカテゴリに力を入れる戦略)なのか、それとも転売戦略(カテゴリに関わらず、色々な商品を販売していく戦略)なのか、さらに、その競争力はどの程度のものかを把握することが出来るわけです。ちなみに、アクションのところの「モニタリングを一時停止」ボタンをクリックすれば、その店舗をモニタリングリストから削除出来ます。
 

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セラースプライトの「新商品モニタリング」機能は、モニタリングを行い、市場の状況を的確に把握することで、セラーが商品リサーチを行う際の力となります。もしも皆さんが、どうやって商品をリサーチしようか?と悩まれているのであれば、ライバル店舗の新商品にまずは着目することをおすすめ致します。
 
ただし、ライバル商品というのは、様々な事前調査を経て出品されたものではあるものの、やはり、皆さんお一人お一人のご状況を考えて最終的な判断を行う必要がある点はご留意下さいませ。セラースプライトの市場分析機能を上手く活用し、商品リサーチを進めてまいりましょう!