SellerSprite

Amazonキーワード最適化、ビックデータを用いた商品リサーチ分析ツール

出品者はアマゾン広告の展示位置に応じて、どのように入札額を調整しますか

アマゾンPPC広告には、検索結果ページの上部とその他の位置、商品の詳細ページの位置など、複数の展示位置があります。もちろん、広告の展示場所ごとの転化率、クリック率、それに平均クリック単価 (CPC)も異なっています。
 
異なる位置の広告コストを調整し、最も転化率の高い広告位置にトラフィックを引き寄せて、それと同時に他の位置に使うコストも下げることを望んでいますが。他のやり手がない場合には、セラーにとって難しいことです。
 
今日は1つの簡単な計算式を紹介して、セラーがその展示位置に基づいて価格を計算・調整することができます。‍
 
広告展示位置によって効果も違う
 
以下の図は実際のデータに基づいて、広告の展示位置の間の効果の差を示しています。

f:id:sellersprite:20191127110659j:plain

 
セラーはまず、どの位置が最も高い転化率(通常は検索結果ページのトップ位置)をもたらしたかを分かる必要があります。
 
上の図から分かるように、検索結果のページの広告効果は、13.51%の転化率で、他の2つの位置の2.95%と1.39%よりはるかに高いです。
 
他のデータを見ると、広告コストはほとんど転化率が最も低い、CPCとACOSが最も高い展示位置に流れており、商品ページの広告展示位置のコストは200ドルであったが、転化率は1.39%に過ぎないです。検索結果ページの転化率は高いが、広告コストは32ドルに過ぎないです。
 
これはセラーが解決すべき問題であり、展示位置の価格を調整することで、より効果的な位置にコストを分配することができます。
 
入札額を調整する計算式
 
例えば各広告位置の転化率を設定します:
 
・検索結果ページ上部の広告表示位置転化率は10%で;
 
・結果ページの他の位置の転化率は5%で;
 
・商品ページの展示位置は7%(転化率の計算式:注文数÷クリック数)
 
入札額を上がる計算式
 
高い転化率の位置の入札額を上げるために、まず広告の展示位置の間の効果の差を計算しなければならないです:
・高転化率÷最低転化率-1
 
先ほどのデータによると、検索結果のページ上部の転化率は10%、10%÷5%-1=1(100%)となっています。100%の効果の差というのは、前者の広告効果が後者の2倍になることを意味します。そこで、検索結果ページの上部位置の広告入札額を1ドルアップすることをおすすめします。
 
商品ページの展示位置の入札額の調整幅は 7%÷5%−1=0.4 (40%)
商品ページの展示位置の入札額を0.4ドルに引き上げられます。
 
入札額を下げる計算式
 
効果が悪い位置の入札額を下げようとすると、以下の計算式を使えます:
・1÷(1+最高転化率位置の入札額の上げ幅)
 
検索結果ページの他の位置の入札額を調整したいなら、最高転化率は結果ページの上部で、10%であり、その入札額の上げ幅は1です。
その結果、他の位置での下げ幅は1÷(1+1)=0.5となり、入札額は0.5ドルを下げます。
 
注意:
以上の計算式は、同一キーワードに対して、異なる位置の入札額を調整することです。キーワード別の入札額の調整の幅を計算する唯一の方法は、キーワード別に広告を分類することです。
 
以上は、広告コストから最も効果的な位置に調整する方法です、他に何が良い方法があればぜひコメントしてください。