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Amazonキーワード最適化、ビックデータを用いた商品リサーチ分析ツール

儲かる商品が見つからない?素人でも簡単にできる市場分析!

Amazonで商品を販売していると、このような悩みが出てきます。

どのような商品を取り扱うべきか。

Amazonのレッドオーシャン化した市場から「ブルーオーシャン」を作り出せるのか。

市場ニーズ、市場規模、競争環境などの情報を如何に取得できるか、どのように分析するのかなど。

色々なの悩みはありますでしょうか。今回は皆さんの悩みを解決するために、セラースプライトの「市場リサーチ」機能を利用して、市場分析を簡単にできる方法を徹底解説していきます。皆さんも試しにリサーチしてみてください。

 

一、市場の発見

カテゴリー「Health & Household」を例に挙げて説明していきます。セラースプライトの「市場リサーチ」機能のページを開いて、対象国を「アメリカ」に設定してから、「Health & Household」というカテゴリーを選択します。

f:id:sellersprite:20190920115845p:plain新商品定義を「三ヶ月」、見本商品数を「トップ100の商品」、トップ商品数を「トップ10商品」に設定します。新商品数を降順で並べ替えたら、すぐ下記の市場を発見できます。

カテゴリーツリー: Health & Household › Household Supplies › Paper & Plastic › Disposable Drinkware › Straws

 

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新商品数の割合が43%に達して、そして、Amazonでこのカテゴリーの売れ筋ランキングを見ると、ストローセットが一番多いようです。ストローが軽いし、体積も小さいので発送に便利だと思われます。

 

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また、上記の画像より、以下の情報が得られます。

1、月間総販売数は221095で、月間平均販売数は2210で、市場規模が小さくないと判断できます。また、Amazonでの商品総数は6900で、需要量より供給量が少ないと考えられます。

2、見本商品の月間平均販売数、月間平均売上高とトップ商品の比率が小さいので、市場独占度が高くないと判断できます。

3、新商品の平均価格は見本商品の平均価格より高いので、新商品がこの市場に参入する際に、価格競争は避けられます。

4、平均星評価は4.6点で、つまり、アフターフォローや返品交換のコストも低いです。

5、A+商品の割合はたったの3%で、ページづくりの難易度もそれほど高くはなさそうです。

6、Amazon直販商品の割合は1%で、この市場はアマゾン直販から受ける影響が小さく、一般セラーの参入チャンスは高く、自社発送セラーにとっても悪くない環境と言えます。

7、新商品の平均レビュー数は63件で、つまり、新商品数はレビューが少なくても同カテゴリで競い合っていくことが可能で、レビューを増やすのも容易でしょう。

 
二、市場ニーズ分析

まず、需給指標から市場ニーズと需要・供給の関係を確認しましょう。

需給指標=ビッグキーワード検索数/総商品数 

 

市場ニーズとトレンド

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このカテゴリーで、トップ5商品のビッグキーワードの直近3年の月間検索数トレンドにより、以下の情報が得られます。キーワード「straws」の月間平均検索数は10万余りで、また、直近一年、キーワード「reusable straws」の月間検索数は50万に上りました。しかし、Amazonで、このカテゴリーでの総商品数はたった6900ですので、需給指標の数値が大きく、需要量より供給量が遥かに少ないため、市場競争が激しくないと考えられます。しかも検索数がほぼ横ばいで推移していますので、明らかに「季節性」はありません。

 

三、市場独占度分析

商品集中度(25%)

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ブランド集中度(59%)

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セラー集中(47.1%)

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トップ100の商品は56個のブランドと63人のセラーに分けられています。また、市場シェアの推移がほぼ横ばい状態で、この市場ではまだ少数のブランドとセラーに独占されていないと思われます。また、紫色の新商品が広く分布していて、トップ10商品の中で、新商品は三つありますので、新商品がこの市場に参入できる余地があると言えますでしょう。

 

セラータイプ分布

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この市場の検索結果100件の中で、アマゾン直販商品は1%のみで、販売数シェアも非常に低いです。

 

四、市場競争度分析

販売期間分布

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発売後3ヶ月から1年までの新商品は市場シェアの34%を占めて、新商品の売れ行きは非常に高いです。

発売後3年以上の古い商品も市場シェアの14%を占めて、商品のライフサイクルは長いと判断できます。

 

発売トレンド分布

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トップ100商品の中で、一番早いものは2013年発売ということです。つまりこの市場自体のライフサイクルは短くないです。また、2017年-2019年に発売された商品の市場シェアが一番高いです。

 

レビュー数分布

f:id:sellersprite:20190920120406p:plainレビュー数が1から50、100から200と500以上の商品の市場シェアが高くて、この市場の顧客は新規商品に対して受容性が高く、新規商品にとっては参入チャンスが多いと考えられます。

 

星評価分布

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この市場のトップ100商品の星評価は主に星4以上で、星評価4.5点以上の商品の市場シェアが一番高く、74.93%に達しました。すなわち、商品に対する満足度が高く、改善の余地も少ない、アフターフォローコストも低いです。

 

価格分布

f:id:sellersprite:20190920120529p:plain価格分布トップ100の商品が主に「0-10」ドルの価格帯に分布していています。従って、この市場に参入する際に、海上輸送でコストを削減してもよいですし、或いは、より軽くて、繰り返し利用可能な商品を選んで、高価格帯に参入してもよいと考えられます。

 

五、該当商品探し

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「トップ商品リスト」をクリックすると、「ライバル商品リサーチ」機能のページへジャンプします。この機能を利用して、カテゴリー内の商品詳細情報を見ることが出来ます。一度見たところ、すぐ下記の商品を発見しました。

 

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この商品は2019年4月に出品されて、レビュー数55件で、星評価4.7点で、しかも月間販売数も低くないです。商品画像右側のアイコンをクリックすると、Amazon商品ページへ飛び閲覧できます。

 

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六、利益計算

アリババで該当商品を探してから、利益計算を行いましょう。セラースプライトの「ライバル商品リサーチ」機能のページで、利益率の数字をクリックすると、利益計算機が表示されます。

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仕入価格を1.62ドル、販売価格を6.99ドル、FBA倉庫への納品送料を0.3ドル、広告費を10%に設定すれば、12.91%の利益率が算出されます。
この商品は生活必需品で、屋外で食事をする際に使えます。現在、人々の環境意識が高まって、環境汚染を防止するために、環境にやさしい商品を選定した方が良いでしょう。
また、サプライヤーがあれば、ストロー、皿などをセットで販売してもよいです。

 

まとめ
市場分析って、想像以上に簡単でしょう!
市場の発見‐市場ニーズ分析‐市場独占度分析‐市場競争度分析‐該当商品探し‐利益計算
商品リサーチの方法を身につけた上で実際にどのような商品を扱えば利益が出るか事前に勘を養っておくことも重要ですが、セラースプライトの「市場リサーチ」機能を利用して、上記の流れでリサーチすれば、素人でも簡単にできるでしょう。